Merit

持ち込みのメリット

持ち込みカメラマンのメリット・デメリット

各結婚式場には、それぞれ既に提携した専属の制作会社が業者として入っています。
ですので、これまでは新郎新婦様が外部の業者(いわゆる、持ち込みカメラマンとも呼ばれます)に「スナップ写真撮影」や「撮って出しエンドロール」、「記録ビデオ」などの制作を依頼しようとしても、専属の制作会社を使ってほしいという理由で、式場側から断られるケースが後を絶ちませんでした。
しかし、現在では結婚式場の多くが、制約を全く設けず、または一定の制約を設けたうえで、外部業者が撮影に入ることを了承するようになってきました。

時代の流れとも言えるのでしょうが、新郎新婦様のご希望を第一に考えてくれる式場が増えてきている、ということでもあるかと思います。
現在の結婚式においては、写真撮影や映像という演出はもはや必要不可欠となってきました。

式場専属業者と外部業者-。

それぞれに写真撮影、動画制作をお願いした場合のメリットとデメリットを考え、自分の希望にマッチした制作会社を見つけることが、結婚式成功への第一歩につながっていきます。

式場専属の制作会社にお願いした場合のメリット・デメリット

外部(持ち込み)の制作会社にお願いした場合のメリット・デメリット

外部業者のほうが「圧倒的に制作費が安い」

外部業者による持ち込みでの写真撮影、動画制作が年々増加してきた大きな理由は、「値段の安さ」にある、といわれています。
式場専属の制作会社を利用した場合、新郎新婦様がお支払いした制作料金の多くが、式場側へ「マージン」として支払われています(おおよそ、制作費の50%と言われています)。
一方で、外部業者の場合はそういった式場へ支払うための中間マージンがないため、制作費を安く抑えることが可能になり、金額に見合ったクオリティーでムービーを制作することができます。

ほとんどの方が、中間マージンは出来れば支払わないほうが良いと思いますよね?
ですので、今現在、「中間マージンなどの不必要な支出はできるだけカットしたい」という思いから、外部業者の持ち込みを選択する新郎新婦様が増加している、という背景があります。

うまくカメラマンを持ち込む方法

1.式場との契約前に、持ち込みの交渉をする。
カメラマンの持ち込みに限らず、式場側には、契約後より契約前に自分たちの要望を伝えることが重要です。

「自分たちの要望を聞いてくれる式場」ということは、「自分たちにとって良い式場」ということでもあるため、後悔のない式場選びのための目安にもなります。

式場との契約前に、是非「カメラマンを持ち込みたい」と交渉してみてください。
2.持ち込み料が発生するかどうか確認する。
こちらも式場との契約前に交渉することがポイントです。

不可解なほど金額が高い場合、カメラマンの持ち込みに限らず、ドレスや引き出物、ペーパーアイテムやその他備品使用料など、トータルでの費用が高くなる式場である可能性があります。

持ち込み料の金額で、ある程度は式場のスタンスもわかってくると思います。
3.撮影の制限があるかどうか確認する。
本来あってはならないことですが、外部業者を使った場合、メイクルームの撮影禁止、や、チャペルでの撮影禁止、などの制約を設ける式場もございます。

専属業者であろうが外部業者であろうが、一番は新郎新婦様に寄り添ったサービスができるかどうか-。

ということを考えた場合、このような処置は全く反することではありますが、一部の式場ではまだそのような制約を設けています。こちらも契約前にご確認いただきたいポイントです。
持ち込みカメラマンが許可されない時の最終手段は?
どうしても式場側が持ち込みカメラマンを許可してくれない場合―。

そんな時でもカメラマンを派遣する方法はございます。
カメラマンを「ゲスト」、つまり友達として呼んでもらう方法です。
友達の定義に制約はございません。お互いが友達だと思ったときに、友達になる。ただそれだけです。

その場合の注意点としては、通常の持ち込みカメラマンよりも行動範囲や撮影範囲が制限されてしまうというデメリットも発生します。
プロのカメラマンではないということで、メイクシーンや挙式のリハーサルなどには入ることができない、等の制限が考えられます。

一度プランナーの方に、「カメラマンをやっている友達がいるので、是非当日は参列する友達に撮影をお願いしたい」と交渉してみてください。